引き寄せたのは運命の人ではなくヲタクな日々

何ヲタと聞かれると答えられない程のヲタ活をしているアラフォーまっしぐらな女の話。

何年越しの恋心を背負って

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 ワタシが小学生の頃に大好きだったアニメにもなり、映画にもなり(何故か他の作品と同時上映された)、実写化もされた漫画「シュート!」

 

先日、掛川で実写版のSMAP主演作「シュート!」を観て来ました。何でも原作者大島司先生が掛川観光大使になったらしくて、あのSMAP解散秒読みになってこのお知らせをたまたまツイッターで知りました。

 

実はその前日は前日でアニメ版で久保先輩を演ずる古川登志夫さんも出ている大阪芸大のイベントがあったりで、正直運命しか感じなくて笑

 

悩みました。18きっぷだしなー。帰れないパターンだけは避けたいしなー。なんて。

 

小型全国時刻表片手に久保先輩に会いに行く為に何をすべき?と悩んだけど結果行きも帰りも全部18きっぷで行くことにしました。で、大阪でちゃっかりチケットゲットして引き換えて。

 

早く起きて妹と朝から普通電車にユラユラ揺られながら何度か乗り継ぎして掛川へ。

 

まず、言わせて欲しい。

初めからずっと泣いていた←

 

やっぱりSMAPが残ってて欲しかったな。年明け早々と思わされたというか。大島司先生の粋な計らいで「SMAP好きか?」に台詞を変えてくれたあの写真。嬉しかったなぁ。

 

あれ、本当は「トシ、サッカー好きか?」と準決勝に行く前。つまり、久保先輩が亡くなる直前に交わした最後の会話なんです。

 

準決勝で久保先輩は前人未到の奇跡の11人抜きをするんです。掛川高校を国立に連れていくために。そのあと、患っていた白血病で亡くなってしまうんです。ただ、久保先輩はサッカーが大好きだった。死ぬまでサッカー少年だったんですが。神様なんかじゃなく、等身大の、普通の高校生だったんだと久保先輩が亡くなってから初めてトシは気付かされるんですね。

 

アニメと実写で比べるとかなり差があったんですけど一番個人的に良かったのはトシと和美の立ち位置はアニメ、漫画と変わらないところですかね?あと、和広と健二の立ち位置。

 

で、何よりあの水野美紀さんが和美だったんだけど、当時のアニメ版は日高のり子さんが声を当ててらしたんですね。その時のトーンにも割りかし近い感じもあって、ヒロインの存在感をしっかり発揮していて、ちゃっかり可愛い笑 あとはアニメ版や漫画では描かれてないんじゃないかな?忘れてるだけかな?和美を入学させる為に掛川高校は作られたエピソードなのかな?分からん笑 まぁ、和美不良だったからね。

 

トシは中居くん、和広が慎吾くん、健二が森くん。トシが中居くんなの分かる。で、久保先輩がキムタク、神谷がつよぽん。吾郎ちゃんは確か帰国子女な役だったけど名前忘れたwまぁ、原作読んでるからなんだけど、和広のイメージは真面目ナルシストな感じだから吾郎ちゃんにやって欲しかった。健二は暴れ馬みたいなとこあったからなー。森くんってそんな感じなの???ってなったけど。ナンパ男って感じだったしw他にもツッコミたいとこだらけな映画でもあって、観たことない人は是非とも観て欲しい。つよぽんのツッコミ間違いじゃないよ。ってなったし笑 因みに劇中歌は全てSMAPでした\(^o^)/トシ、和広、健二が天竜浜名湖鉄道にスタンドバイミーしてて轢かれそうになるシーンが個人的にはツボでしたが。

 

まだ多分これってSMAPがデビューして間も無かったのかな?その映画にはキンキの二人と博とイノッチが出てて。博はライバル校の掛川北の斉木さん役。嫌な奴過ぎて笑うしかなかったけど、イノッチは多分新田くんだろうなぁ。あのお調子者な感じは。そして、何故に掛川イレブンにちゃっかりなの?イノッチ笑

 

SMAPの青春は全てここに詰まっていたように感じたし、たくさんのスマヲタさんがそこにはいて、掛川に集まってくれて。そして、大島司先生、掛川市の皆さんには本当感謝しかないです。ワタシは原作もアニメも大好きだから行ったけど、笑って泣いて彼等の初々しい頃と共に青春を過ごした気分になりながら。来て良かったなぁ。掛川

 

その日のBGMはアニメ版の「エール〜あなたの夢が叶うまで〜」「素直でいたい」をエンドレスリピートしながら家まで帰りました。

 

写真はランダムで配られていたポストカードです。