引き寄せたのは運命の人ではなくヲタクな日々

何ヲタと聞かれると答えられない程のヲタ活をしているアラフォーまっしぐらな女の話。

断定はウソをつく 感想(11/4 13:00/17:00・11/5 13:00/17:00公演)

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今年初めて演劇見本市に9月行ってチケットを予約した。しかも、初の推理劇と聞いて。「名探偵コナン」を愛読しているヲタクは大歓喜であり、BGMはベートーヴェンの第九の「歓喜の歌」状態でした。

 


「ObeyMe!」を知り、角さんを知り、演技を楽しんでいる人の声をしているなぁ、舞台とかしてたら観たい。そう思ってたら劇団に所属していると知り、劇団しし座さんに辿り着いて。ただ、私はどこでも「箱推し」になりがちで、何回か通ううちにはきっかけは角さんだったけど今では所属する全員が好きだ。なのに全員にチケット代が行き届かない。くそぅ…と分身も出来ないし、毎回歯軋りしてしまう。日数と枚数が合わない。悔し過ぎてその場で寝転がり駄々っ子みたいにヤダヤダぁ!!!となる位には(人権失ってて草しか生えない)アラブの石油王になるしかねぇな?とかなるのに全通しても足んないじゃん!!と更に落ち込むのである。

 


さて、本題に入ろう。演劇見本市の時に北川さんから「角くんと、濱田さんと、私がコンビで、角くんが主役だよ」と教えて下さって。いやはや、待って???この三人???鼻血出して私死なない?大丈夫そ???ってなった。

結論から言うと全然大丈夫じゃなかったですね(ヲタクすぐ死ぬ)

 


1人ずつ感想を!!

 


角真也/ダンテ


角さんが名探偵???どんな名探偵だろうか???と凄いワクワクした。お試し台本を購入していて、読んだら「名探偵コナン」に出てくる毛利小五郎に近い名探偵のようだ。ただ、タバコも酒も嗜まないが、お金の心配はあまりしてなく、ワクワクする事以外は引き受けない。仕事選んでんのか。と。そして、ちょっと面倒くさく(ケイちゃん曰く)厄介らしい(私から観た感覚)。性格的なところは「相棒」の杉下右京さんか、「TRICK」の上田教授か、「ガリレオ」の湯川先生???とか思ったり。角さんが参考にしたモデルはいたのか?はたまた竹内さんのイメージのモデルの探偵は誰だったのか併せて気になりますね。こういうのが答え合わせ出来る場があれば聞いてみたい。ダンテさんはどうやら日本語も話せるので、先代がダンテさんが産まれてから日本に来たんかなぁ?とかめちゃくちゃどうでもいい事考えてました。それで言うと「まじっく快斗」の白馬探説も入るな?などと思ったり?チェックのスリーピーススーツ姿大変良かったです。また、堕落している(?)生活している設定だったんですけど、ちょっとスーツが少しキツいと言ってた角さんでしたが(ラジオだったかな?)それで良かったと思います。少し位肉付きがある方が堕落してる感あって。

 


私が思うにダンテさんの構える事務所はそれなりなアンティーク調のイギリス家具があったりする事務所だったりするんかなー?と思ってるんですね。知らんけど。最初見た時はお行儀よく(?)ソファに寝てるんですけど、最終日は芸術点高すぎるウルトラCを決めた(?)犬神家の一族のスケキヨみたいなダンテさんの足を拝めて文句なしでしたね!!(湖はないが)アドリブシーンは割と北川さんとのシーンが多くて、大爆笑してしまったんですけど、劇場だと面白く作ったのに反応ないと関西は特に見せ場減っちゃうのかもしれない謎の危機感あって未だに私的には反応するんですけど(すみません。めちゃくちゃ笑う癖あってどこにいるかすぐ分かるって言われます)あれは演者からすると助かるのか?誰か教えて欲しい。

 


ダンテさんはユキさんに会った時に声うわずっちゃうんだけど、ロボットじゃなきゃ多分「運命だ!」ってなってたのかが個人的には気になるかな?ユキさんには「美しい」と表現するのに、ナツさんは「怖い」、ケイちゃんは「騒がしい」なんだよなぁ?しかも、ユキさんの写真撮ってるケイちゃんのスマホ覗き込み方が中学生男子が過ぎて可愛い。そんな姿を4回も観てはニヤニヤしてしまったけど、美しい人に弱い辺りも小五郎のおっちゃんみあるなとかなるなどした。

 


それでいてお茶目なとこもあって、本当この面倒くさくて厄介な性格が災いしているのか女性の影が全くないのに、ケイちゃん両腕で抱き抱えながら話すシーンで「何でこの人、ケイちゃんにこんな急接近してんのに女性にこんな無自覚なんだ?」とかなる。私がケイちゃんなら惚れてまうし、私がダンテさんなら心臓が持たない!!何でだよ!!ってなりましたね。この無自覚恋愛テロリストめ!!と言う気持ちです(褒めてる)なのに「俺に何で何も言ってくれないんだよ!家族の事は!」と、しょんぼりってなってるの本当意味分からないし、目の前に運命があるじゃん!ってなったのは私だけなのだろうか???

 


個人的に毒盛られて死んだように見せるシーンのダンテさんがとんでもなく4回中、4回ともお顔美しくて「こんな彫刻みたいに美しい死があるか!一酸化炭素中毒による自死じゃあるめぇし!!(一酸化炭素中毒の死は死体が綺麗に残ると聞いた事がある)」と思わず心のクソデカボイスを言い出すとこだった。美術館に展示して!!毎日観に行くからと思った位に美しかった。

 

 

濱田陽/ケイちゃん


濱田さんの役は助手らしい。性格は角さんのキャラと真反対らしい。私は何を隠そう濱田さんの演技が大好きで、毎回私の中のMVPを更新し続けている。実は角さん以上に演技が好きなカメレオン俳優である。

 


今回の役がお嬢様なんだけど、嫌味がなくて、元気いっぱいなタイプ。この感じコナンで言うとこの鈴木園子ポジションじゃん!!ってなってまた大好きってなった(園子の台詞に毎回泣いてしまうヲタク)また、ケイちゃんの衣装も可愛くて大変良かった!!

 


洞察力もあるし、凄く明るいけど、ダンテさんに話していない過去もあったりして、ちょっと影があるのも良過ぎた。また、斉藤さん演じる翔ちゃんとの絡みがまたたまらなく良かったな。ダンテさんには見せてない信頼関係があって大変萌えた。肝心なこと話さないのもダンテさんは面倒くさい。があるからなんだろうなぁ。だから過去のことも話さなかったりしてて、ダンテさん話してくれなかったことにね、ちょっと寂しそうだったんだよな?そのシーン(しょんぼりしてるように見えて)ハッキリものは言うけど、そんなん知らなくても死なないよねって事はきっと一生言わないタイプだろうなって。あと、知らない事は知らないって言えるのがとても良いなって。

 


ユキさんに「探したんだよー」のシーンのケイちゃんあまりにも可愛い過ぎて私がその場でハルさんが壊したケチャップの缶の如くパーンして破裂した。私も初期化されましたね(何故お前が)えーん。翔ちゃん私も直してくれ(ばかやろ)

 

 

 

北川さん/ウェルギリウス


執事喫茶に居たら通ってしまう位、素敵な絵に描いたような「じぃや」みたいな役で、もう執事喫茶開いて欲しい。クラファンでも何でもするよ!!ヲタク!!ってなった(???)どこに行ったらそんな素敵なお店ありますか???(ねぇよ)執事喫茶開いてたら、ダンテさん何故か入り浸りそうだけどな?(確かに)

 


ダンテさんとのシーンはほぼアドリブで、本当どれも面白かったな。千秋楽の最後のダンテさんを起こす時のシーン面白過ぎた。めちゃくちゃぺちぺち叩いてて可愛かったな。それにビックリするダンテさん。こんなに優秀な執事どこから見つけて来たんだ?先代???天才か???ロボットダンスが上手いウェルギリウスさんに全私がスタンディングオベーションした!!

 


個人的に好きなシーンはケイさんとロボット達と仲良くなって謎のニワトリのおもちゃ鳴らしてるシーンと最後山内さんやロボット達に言うセリフが大変良かったですね。渇いた心にその台詞沁みましたわ。

 

 

 

斉藤さん/翔ちゃん


今回台本をお試し版で買って読んでた時に「このエンジニアみたいな人多分斉藤さんやろなぁ?」と何故か思ったんですよ。細かい作業得意そうだからって理由でそう思っただけなんですけど。そしたら、答え合わせ占いの如く当たってて(???)死にました。

 


最初は関係性があまり分からず観てたんだけど、ナツさんが翔ちゃんにずっと思うシーンが描かれているんですよね。でも、翔ちゃんはユキさん大好きマンで見向きもしないんですよ!!好きな人には嫌われたくないし、優しくしてたい。だけど、パニックになって初期化しちゃったりする。マジで、「2年の蓄積された愛しい時間ないものにしちゃっていいのかよ!!翔ちゃーーーーん!!」って気持ちにはなったけど、あれから違う2年を2人が歩める事を祈るしか出来ない。ちゃんと次は初期化しないでちゃんと向き合って話し合いするんやで!!と。

 


最初出てきた時に「どーもって言って出て来たんだけど、私「角さんのやってる役みたいなボイスやん」といきなり死んだので、4回中、4回そのシーンで私が初期化された。どうしてくれるんだ!!!(どうもしなくてもいい)と大変混乱した。そのボイス配布して!!(???)

 


後さ、翔ちゃん毎回シャツ着てる違って、これはユキさんにオシャレな自分を観て欲しいだったら凄く可愛い理由だなって気持ちになっちゃいましたね。自分に都合が悪いことは全部ストップ入れてくるとこに2回目以降気がついて「あー、1回目じゃ気が付かなかったわ」となって、何回も観るとまた違う見解に気がつけるんだなと斉藤さんのお芝居から知れたのは最高のご褒美栄養素だった。

 

 

 

服部さん/ナツ


もうさ、服部さんに幸せな役いつになったら降ってくるんだろう。ずっと待ってるんだけど、今回も割と辛い役だなぁと。竹内さん、そろそろ服部さんにスーパーウルトラハッピーな女の子の役ください!!(切実)

 


しっかり者の介護ロボットって設定故、好きになった翔ちゃんはユキさんが好きと言う地獄の沙汰。それでいて、いきなり訪ねて来たケイは昔からの知り合い。ずっと自分を視界に入れてくれず、苦しくてたまらないけど、彼の為なら断ったり出来ないとこ切なかったな。好きな気持ち分かってて利用されてたら私が翔ちゃんの頬殴りに行くからね?ってなった(何故お前が)

 


こんなに上手く表現出来る人じゃなかったらここに選ばれてないんだよなぁ?そして、誰よりも服部さんの毎回所作が美しくて見惚れちゃうんだよなぁ?4回中、4回溜め息が出る程美しかった。服部さんは所作だけでも私に白飯食べさせてくれる効果ありすぎる(どんな効能だよ)

 

 

 

梅谷さん/トラ


梅ちゃんさん、いつも裏方だったりが多かったりするし、前年度の時は梅ちゃんさんを実は把握出来ずにほぼ終わってたんだよね!!漸くお顔を把握しました。(前回、席の関係かお顔をあまり見れないまま終わったので私は悲しみのマリアナ海溝に沈んだ)今回めちゃくちゃ梅ちゃんさんの役で笑ってしまった。シリアスな中、存在感がめちゃくちゃあった。

 


個人的には力持ち設定だったトラさんの鞄とキャリーを持ちながらくるくるみんなの周りをスキップ?しながらまわってるのがおもろかったからどの回も1人ゲラゲラ笑ってしまった。やっぱり天丼して貰えると嬉しいです。(昔、NMB48がシングル出す度に毎回吉本新喜劇に出たのもあり、それを見て育てられたヲタク)繊細さも持ち合わせているけど、不完全さもあって、話し方はロボットを意識されていて、人間とロボットの間をこんな絶妙なバランスで上手く表現出来るの凄いなぁと。あと、武藤敬司とダンテさんの決め台詞を一緒にするのマジで混ぜるな危険過ぎてまたゲラゲラ笑ってしまった。今回のMVPは梅ちゃんさんだな。

 


シリアスなシーンで、死ぬ事を純粋に「怖い」と素直に言って暴れ回ったり、「死ぬのは怖くないんですか?」と言うシーン。最初とのキャラクターとの感情の爆発のさせ方に寒暖差で風邪ひいてしまうかと思う位に素敵でした。

 

 

倉内さん/江藤


倉内さん、もう何でも出来るバイプレイヤーなんすよね。毎回、どんな役で来るんだーーーー!!とワクワクしてたら「やな奴!やな奴!!」ってなって、耳をすませば」の天沢聖司がそのまま大人になったかのようなイケオジだったーーー!!!(実はいい人枠)

 


ダンテに否定的かと思いきや協力的だったし、最後の手紙のシーンは本当圧巻だった。私、あぁ言うのはドラマとかアニメとかなら観たことは多々あるけど、あんなに同じタイミングで話せるの高山みなみさんと山口勝平さんコンビしか見た事ない。タイミングが4回中、4回全部合ってて、本当「うわぁぁぁぁ!!すげぇ…何この演出。最高に痺れる!!」とぶっ倒れるかと思った位にしてやられてしまった。舞台で奇跡の目撃者になってしまったらしい。いやはや、本当に凄かった。あと、そのお手紙はお手紙で、「人間とロボットの違いが分からない探偵さん」と言うタイトルから始まり、終わるんだが、思わず「何だこの工藤有希子さんが書きそうな文章」って(工藤新一のお母さん)1人違う意味で頭を抱えた。

 

 

綱本さん/山内


本当、綱本さんの役があるからこその作品の良さに気が付けると思いました。今回綱本さん演じる山内さんはロボット達の母親代わりみたいな役。母性強いが故に苦しみながらも周りとのやりとりも人一倍複雑な場所に居て、自分が手塩に育てたロボット達を信じているところがとても良かったです。

 


何とかしたいよね。子どもが死ぬのを待つだけなんて見てられないもん。でも、子ども達の優秀さに期待して廃棄される日を見せるもきっと苦しみがあったんじゃないかな?きっとそれを知った日からずっと何かいい案はないか探しながらその日を迎える予定だったんだと思う。

 


個人的には門を開ける時の山内さん最初見た時はね、ウェルギリウスさんの入るの見届けてから閉めてたんだけど、2回目以降早くなってウェルギリウスさんあわあわしながら門閉まる前に走るシーン生まれてて可愛かった。あれは本当面白かったな。

 

 

 

中田さん/花山


何も言うまでもなく、社長オーラが出ていて凄く良かった。出てくるシーンは割と少ないのだけど、肝心なシーンでは貫禄があって、なおかつ息子の翔ちゃんにも手を焼いてたりとかありながら従兄弟のケイちゃんは可愛がってたりとかあって、なかなか複雑な役でした。

 


多分、翔ちゃんを責める訳じゃないけど、事故で好きな人を失い、引きこもりに一時期なってた事もあるのかな?で、それを見てどうにか幸せになって欲しい親心があってロボットを好きに作ればいいと言う事にしてたんじゃないかなぁ?と。で、そこに江藤さん達を呼んで、声や感情を付け、いずれ翔ちゃんが優秀なエンジニアになるのを信じてもいたし、それでユキさんと社長が面識あったかまでは分からないけど、理由はともかくとして、外に出るきっかけを作ったんじゃないかなぁ?本当はいいお父さんだったのではないですかね?我々が目撃している情報以上に。

 


後ね、カップラーメン何が好きなのかめちゃくちゃ気になりましたね!!あのサイズだとカップヌードルな気はしますが(???)

 

 

 

ふちがみまゆさん/ハル


ふちがみさん、前回もわらかしに来てくれて大好きだったんだけど、今回もめちゃくちゃわらかして、更に泣かしてくるから凄いです!! 

 


ハルもトラも割と人間とロボットの間の絶妙さがあって本当ね、トラさん演じる梅ちゃんさんとハル演じるふちがみさんもマジで天才肌だなぁと。1回目は「どうした?」って気持ちで見てた顔周りのケチャップが2回目以降元気いっぱいな位に顔にケチャップマシマシになってて思わず笑ってしまった。破裂の仕方がめちゃくちゃ元気良かったの。後、山内さんとダンテさんの「ケチャップ」のイントネーションがバリバリの関西弁だったのもツボだったな?ダンテさん…アンタ関西人とイギリス人のハーフなん???ってなった。

 

あと、2年間を表現するとこのダンス(???フリースタイルな感じ)良かったですね。1番ハルに目が行きました。ロボットダンスから滑らかになるところ。V6のサンダーバードの出だし出来そう過ぎるやんてなったもんな?1人。V6 / サンダーバード-your voice-(YouTube Ver.) - YouTube

 


個人的には力持ち設定じゃないのに、「あぁ!これ伏線だったぁぁぁぁ!!!」と気が付いたシーンがあって。翔ちゃんは重たそうに持ってんのに、ハルは軽々と台車を押すんですよ。で、「腕力が違う」に気付かされて「あぁぁぁぁ!!!見落としてたぁぁぁ」と2回目以降気が付いたんですよね。細かいところまで本当抜かりなくて最高でしたし、山内さんに「大丈夫だから」と言うシーン。観てる側からすると2日後に自分の死が迫って言う酷なシーンな訳で。全然納得出来ないし、割り切れないよってなるのが人間なんだけど、同時に人間の無力さも合わさって涙止まらなかったです。

 

 

 

横濱さん/ユキ

 


横濱さんの演技が見れる!!とニコニコして劇場に向かったんですよ。「ObeyMe!」では花ルリちゃんの声も担当してて、可愛いなぁってずっと気になっていたから尚更生でお芝居が見れるの楽しみ過ぎて前日真面目に寝れなかったんですよね。

 


ユキさん、罪なロボットで、本当ずっと好きです(盛大に告白するヲタク)最終日のナツのモノマネがとんでもなく上手くて「ひぃぇぇぇ…そんなことも出来るん?待って?」とニヤニヤした。ダンテさんからも「美しい」と言われ、翔ちゃんにも大事にされ、ケイさんからも「色っぽい」と写メバシバシ撮影されてて大変良かった。本人は気にしてすらなかったけど、この無自覚により無邪気さと可愛らしさにナツはずっと嫉妬してたんだよね。あからさまに自分と態度違うんだもんなぁ?

 


ユキさんがダンテさんに知ってしまった話をしに行った時に、ダンテさん、まんざらでもない顔してたのも大変な供給過多で死んだんですけど、この騒動が終わった後のダンテさんまだユキさんにちょっと惹かれてた説あるんですよね。リセット前の記憶に自分がいないと分かってちょっと寂しそうなの(何それ可愛いの大渋滞)

 


個人的にユキさんの好きなシーンはやはり倒れる間際に見せた動き方なんですよね。ナツに階段から突き落とされるんですけど、その時のお芝居が真面目にロボットの動きしてて凄く良かったんですよ。身体の震わせ方と言うか。天才過ぎて変な声出そうになりました。

 

 

 

音川さん/川口


とんでもなく好青年のサラリーマンきた!!と思ったんですけど、演技との寒暖差が凄すぎて悶絶しました。

 


江藤さんの弟子なんだけど、ロボットを作ってるのにロボット恐怖症みたいな不思議な役柄。1回目は「掃除機がダメな犬みたいに慌ててたけど何で???」って思ってたらロボットが苦手だと2回目以降に知って私2回目以降に気付いた説しかないやん(ばかやろ)ちゃんと見て???ってなったんだけど、初見の時って全体的なストーリーと展開ばかり見て推理しようとするから細かいとこまで見れてないままが多いらしい。

 


ハルさんに掃除機かけながら近づかれて喚き倒してるシーンとても面白かったです。もっと台詞あっても良かった気はするけど、千秋楽までMAXに怖がってるのが最高に仕上がっていくのもまた更に面白かったです。

 

 

 

台本と演出について

 


毎回台本が凄くよくて、今回演劇見本市でお試しは買えたけど、前回と今回の完全台本結局買えなかった。2日目の17時に行ったら既に売り切れてて、来年懲りずに過去作の台本も売って欲しいと思ったし、何なら福袋でもいいし、クラファンでもいいから欲しいとは思った位には前回も今回も素晴らしい作品だったなと。

 


もう、今回台詞量凄く多くてみんな大変だったんじゃないかと思います。しかも、いつもは1時間位なのに2時間強のノンストップの推理劇。書く方も、演者も、観客もみんな全力投球だったのではないかと。全員を巻き込んで全員の本質に触れていくのもやはり竹内さんの台本本当に今回も最高に面白かったです。

 


演出とBGMとにかく良かったなぁ。ダンテさんの思考が、江戸川コナン君で言うとこの回想シーンがスポットライトをピンで当てながら人物のまとめをしていて、よくあるアニメでもある見逃して家帰って来て「今何の話やってんの?」がそこから観ても分かる仕様になってるのが大変良かったのと、回想シーンからの現実に戻るシーンとかも「こんな風に表現出来るんだ!!舞台だと!!凄くない???」と感激した。また、不穏な感じとかもBGMのコードがマイナーコードから生まれる不協和音による不穏さが更に感じられる設定だったのも非常に良かったんですよね。テレビだと出来る演出と舞台だから出来る演出の違いを体感出来て最高でした。

 


同じことで言うならダンテさんと江藤さんの手紙を読み上げるシーン。あれは圧巻だった。あぁ言うシーンを舞台でやると息が合わなかったらぼろぼろになるのにそれがなかった。つまりはお二人がやはり阿吽の呼吸でなければあれは成立もしないし、信頼がなければあぁはならない。鳥肌が立つ位良かったなぁ。アニメやドラマじゃあぁはならないもんなぁ。

 


あと、みんながナツに毒を盛られて倒れるシーンあったじゃないですか?私的には名探偵コナン「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」(第6シーズン219話)を思い出しましたね!!あれは個人的にめちゃくちゃ痺れたシーンでした。

 


マジで恋はスリルショックサスペンスだったし(???)殺人ラブコメならぬ、殺ロボラブコメだったな。本当コナンに当てはめてながら観てたからか1人だけ多分超贅沢に楽しんでて、「お?今扉閉まってCM入ったな?」とか「1時間経ったから話が改めて人物まとめて来たぞ!」とか考えながら観てめちゃくちゃ面白かったのと、ちゃんと日常になった後日談もあって、あまりにも良すぎてずっと唸ってました。円盤欲しい。無理なら再演して欲しい。

 


このシリーズ第二弾とかやりません?竹内さん?私待ってていいですか?と思うくらいに最高でした!!!極上の2時間をありがとうございました!!本当劇団しし座史上最高に面白かったです。

 

 

 

おまけ

 

 

差し入れ

今回のお土産北総鉄道(千葉県)のヤマザキとコラボしたバームクーヘン。実はうちの編集長がそれを置いてるお店教えてくれたので買ってきた。こういうの大好きなんよなぁ!!

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あとはやはり「ボイスケアのど飴」f:id:mai-kj8:20231108193951j:image

私も今年参加する「10000人の第九」に初めてお世話になった時からかなりお世話になっているのど飴である。角さん、濱田さん、斉藤さん、横濱さんにはそれ入ってたかと。龍角散ののど飴もええけど、個人的にはこっちのが好きで人に渡してる。

 

お手紙

 

角さんと濱田さんと竹内さん宛には書きました。舞台観てからね!!でも、時間割とタイトだったので(17時公演終わった後に両日ともNMB48の原かれんちゃんと握手会、写メ会&肩たたき会だったヲタクは中埠頭駅にあるACTホールに急いだ為)、全員分は無理でした。けど、ちゃんとブログで熱量で書くと決めてたから。許してください(特に斉藤さん。緊張し過ぎて一行も書けなかったのに、Xで単体で差し入れ上げてくれてて死んだヲタクです。ありがとうございました